■silver cocoon

□ハウス・アズ・ファニチャー/house as furniture2001に出展

ファニチャーは、そこに人が集まってはじめてハウス/家となる、と考えます。
そこで私たちはみんなが持ち寄ることではじめてハウスとしての機能になるようなシステムを考えました。
それはまた、ひとつだけ見ても取るに足らない小さなものが、集まり、寄り添い、互いに組みあわさることで、個々のものだけでは成し得ない状態が現れること。つまり、ファニチャー的なダイメンションと手軽さを持った物体を複数組み合わせて、ハウスが持つプロテクションや安らぎの感覚を創りだすこと、でもあります。

具体的には、幅が一定で長さにバリエーションのある、何種類かのアルミのルーバーと専用のシートを用意します。ルーバーの端部や側面には他のパーツと接続できるようにジョイント加工が施されます。これらのパーツは3つほどまでなら大人が持ち運べる重さになります。
3つを組み合わせると独立した椅子に、4〜6つを組み合わせるとテーブルに、そして、もっと大量に組み合わせるとアルミルーバーのアーチができあがります。アーチの中にパーツを取り付ければ、この中で座ったり食事をしたりできます。
シートをルーバー側面の接続部に取り付けると雨・風、太陽の光から人々を守ります。シートはパーツをまとめて運ぶときのバッグにもなるかもしれません。

いろいろな形状のアルミルーバーのアーチ構造を寄せ集めていくと、どこまでも続くアルミルーバーのトンネルができます。高さも巾も違った構造体の中に、集まった人たちそれぞれが、好きな場所をつくっていけるオープンなシステムです。

松野勉・相澤久美/ライフアンドシェルター社

ben matsuno, kumi aizawa / life + shelter co.,

2001.09.10

photo by life and shelter co.,

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